お知らせ
#

農業に関する

用語集

農機具・資材

かん水チューブ(かんすいちゅーぶ)

かん水をするために水を通すビニル製のチューブのこと。チューブには水を出す小さな穴が開いており、水栓につなぐことにより、徐々に適度にかん水ができる。ジョウロやホースを使って手でかん水する方法とは異なる。

移植ゴテ(いしょくごて)

苗などを鉢に植えたり、ほ場に定植する場合に使う小型のスコップのこと。

刈り払い機(かりはらいき)

通称「草刈り機」ともいう。小型の2サイクルエンジンを動力源として、円盤状の刃やビニル製のヒモを回転させて草を刈り取る。

管理機(かんりき)

ここでは小型(概ね5馬力以下)の耕耘機のことをいう。耕起できる深さは7~8cm程度で、トラクタで耕起した後に土を細かく砕いたり、肥料を土に混ぜるとき、除草を兼ねた中耕にも使う。

寒冷紗(かんれいしゃ)

ポリエステル、レーヨンなどの繊維で編まれたネットで、遮光、蒸散(暑い時に作物から水分が奪われる)防止、保温、防風、防虫などの効果がある。遮光の程度は網目の細かさや色(黒と白がある)の違いで異なるので目的により使い分ける。

コンテナ(こんてな)

プラスチック製の立方体のカゴのことで、収穫物や資材の運搬などに使う。

セルトレイ(せるとれい)

セル苗を育てる容器のこと。30×60cm程度の大きさのプラスチック製で、72穴(6✕12列)、128穴(8✕16列)、288穴(12✕24列)などポット状の穴が整列しており、そこに培土を詰めて、野菜や花のタネをは種し育苗するための容器として広く利用されている。キクなどの挿し木床としても利用できる。

動力噴霧器(どうりょくふんむき)

エンジンを動力源とし、ポンプで圧力をかけて、水に溶かした農薬などの液を霧状にして作物に吹きかける機械。手動式で肩に掛ける「肩掛け式噴霧器」に比べて圧力も強く作業能率も高い。

防虫ネット(ぼうちゅうねっと)

ビニルハウスなどの施設に外部から害虫が侵入するのを防ぐために設置する網のこと。植物を食害したりウィルスを媒介するアザミウマ類などの小さな害虫が問題となっており、網目の細かいものが普及している。

防風ネット(ぼうふうねっと)

作物を風から防ぐための網(ネット)のこと。ナスでは風により果実が擦れて傷になり商品価値を低下させることから、防風ネットの設置は必須となっている。

マイカ線(まいかせん)

ビニル素材を扁平にして中に細い糸状の繊維が入れたヒモのこと。丈夫なことから、ビニルハウスで押さえヒモや支柱を固定するときのヒモとして用い、用途は広い。